スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスとは?

「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」って言葉を聞いたことがありますか?

ナニソレ?って思いますよね、私も最初そう感じました。今回はよくわからない言葉について解き明かしていこう思います。

 

スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスってなに?

スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス、実はこれ元は日本語ではなく、英語をカタカナに直したものなんです。これを英単語にすると、“supercalifragilisticexpialidocious”なんと、総文字数34字です!覚えるのに時間がかかりそうです。
発音記号は[ suːpəkalɪfradʒɪlɪstɪkˌɛkspɪalɪˈdəʊʃəs ]です。ネイティブのヒトでもカミカミになってしまいそうですね。
では、この単語の起源から探っていきましょう。

メリー・ポピンズとは?

起源を語る上で外せない要素がメリー・ポピンズです。1964年に公開されたウォールトディズニー制作の「メリー・ポピンズ」(原題:Mary Poppins)、ミュージカル映画です。
その中の楽曲の1つとして、スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスという曲があります。

メリー・ポピンズが競馬で勝利した後にレポーター達の取材攻勢を受ける場面で、ある質問に対して今の彼女の気持ちをうまく説明できないときに歌われる。そんな時でもメリー・ポピンズは動じず、彼女が知っているある単語についての歌を歌い始めます。(wikipediaより引用)

劇中では、”something to say when you have nothing to say”(あなたが何も言うことがない時に何かいうこと)と定義されています。

次に、スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスの定義からこの単語の意味を探っていきます。

スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスの意味

Oxford dictionaryによれば、“Extraordinarily good; wonderful”と定義されています。並外れて良い、素晴らしい、素敵な、という意味の形容詞です。もともとは後述する楽曲の名前として使用されていたため固有名詞として使われていましたが、この単語が世間に広まった後に形容詞として使われるようになりました。
oxford dictionaryに挙げられている同義語は、very good, superb, outstanding, magnificent, of high qualityです。どれも定義にある通り素晴らしい、という意味です。
またこの単語には、ギリシャ語とラテン語のルーツが含まれています。

  • super: above, over, extreme
  • cali: beauty
  • ragilistic: delicate
  • expiali: to atone, to make amends
  • docious: educable, able to learn

これらをまとめて、スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスという。

大まかに翻訳すると、「繊細な美しさを通した教育のための償い」です。なんだか仰々しい文章です。うん、なるほど意味わかりませんね。これこそsupercalifragilisticexpialidocious!

実際、曲の作者の1人ロバート・・シャーマンによれば、「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスは彼と彼の兄弟が言葉遊び(double-talk)の一環で作った」とロサンゼルスウェブサイトのインタビューに答えています。この言葉ができるまでおよそ2週間かかったそうです。そもそも言葉遊びから生まれたものなので意味がわからないことが正常というわけです。

*「double-talk」とは

double-talk is a form of speech in which inappropriate, invented, or nonsense words are used to give the appearance of knowledge and so confuse or amuse the audience.
(不適切な、発明された、またはナンセンスな言葉が知識の出現を与え、聴衆を混乱させたり、楽しませたりする発言の形態)
参照記事:Supercalifragilisticexpialidocious: What does it mean? http://www.bbc.com/news/magazine-17279039

言葉の意味がわかった?ところで、スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスの歌を見ていきましょう!

スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスの歌詞と意味

今回は一部抜粋して紹介します。(日本語のCD版と歌詞が違うみたいです。)

英語歌詞

Supercalifragilisticexpialidocious!
Even though the sound of it
Is something quite atrocious
If you say it loud enough
You’ll always sound precocious
Supercalifragilisticexpialidocious!
So when the cat has got your tongue
There’s no need for dismay
Just summon up this word
And then you’ve got a lot to say

意味

「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!
ただの音で響きは酷いけど
あなたが声に出してはっきり言えたら
賢く見えるよ。
スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!
君が黙り込んだときでも
落胆する必要はない
この言葉を唱えるだけで
言いたいことがたくさん湧いてくる」
なんだか背中を押してくれるようなおまじないですね!

“使える”英語フレーズ

ちなみに、歌詞中の”So when the cat has got your tongue”は英語の特殊な言い回しが含まれてます。

猫が舌を取った??実はこれ、「黙りこくっている状態」を表すイディオムなんです。

意味としては、”not saying anything”に近い感じです。

 

たとえば、”Has the cat got your tongue?”ときけば、

「猫に舌でも取られたかい?(どうして黙り込んでいるんだい?)」といった意味になります。

例:

Why don’t you tell me that secret? Cat got your tongue?

ねぇ秘密を言ってよ!猫に舌取られたわけでもあるまいし!
みなさんも何を言って良いのかわからない質問をされたら、スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス!って言ってみましょう笑
何か起きるかもしれません笑
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