「総じて言いたいことはこういうことだと思うの」絶対禁句!F ワードとは?

「総じて言いたいのはこういうことだと思うの」

 

昨年6月、とあるアイドルの結婚発表を受けて配信された動画。

かつてのトップアイドルから発せられる皮肉を込めた「あたしも結婚したぁい」は十分すぎる迫力を持って見る者の心を震わせました。
この、「なんか怖いけどつい見ちゃう」動画が、
おそらくご本人が予想した以上の騒ぎを招き、公式SNSで謝罪文を発表することになってしまった理由。

それは「総じて言いたいことはこういうことだと思うの」と言ってカメラに写した帽子に描かれた四文字の言葉「F*ck」でした。

The F-word と言われるFから始まるこの四文字は、英語圏では絶対禁句とされる言葉。

案外、英語の歌やドラマの中で、またはサブカルチャーの何かに触れた際に見聞きしたことがあるかもしれませんが、普段の会話で使うことは絶対に避けるべきです!

英会話の禁句というのは、

日本におけるちょっと汚い言葉と、意味内容やニュアンスが似ている場合がありますが、

それを使ってしまうことに対する反応には絶対的な文化の違いがあると考えた方が良いでしょう。

ちょっと汚い言葉を使ってホンネを演出したり?
毒舌家を気取ってみたり!
不良っぽいギャップ(笑)を感じさせたり? 
だから、冗談で済まされるかな~~

というノリは通用せず、純粋に社会的信用を失うことがある、ということです。

覚える必要はありませんが、何かの媒体で目にしても自分は絶対に使わない言葉として意識するために、

英語の禁句をご紹介していきます。この記事では全文字表記していますが、通常、やむを得ずこうした卑語を使う場合は、*を使って何文字かを隠して表記されます。

Fワード(The F-word)

“Fuck”(時に faggot (ホモ野郎)を含む) は禁句の筆頭であり、直接的な表記が憚られてThe F-Wordという言葉がよく使用されます。

He got in trouble for using the f-word on television.
彼はFから始まるあの言葉をテレビで使ってトラブルに陥った。

She officially apologized for using the f-word on insta-live.
彼女はインスタ動画でFから始まるあの言葉を使ったことを正式に謝罪した。

f*ck の基本的な意味は「性交」。そのほかに「ぶっ殺す」のようなニュアンスもあるそう。

日本語では「ヤる」という言葉が似たような使われ方をするでしょうか。

絶対に使ってはいけない言葉ですが、スラングとして作品等に登場する頻度の高い言葉でもあります。

F*ck you !/F*ck off !/Don’t f*ck with me!…etc

架空作品に登場するヤクザ・チンピラのセリフや、ロックスターの悪めの煽り文句など。

かっこよく聞こえることはあるでしょうが、上述の通り、それらをマネすることの危険度は日本よりずっと高く、社会的な損失を生むということを理解しておきましょう。

修飾語のFワード: “fucking”

F*ck自体はタブーですが、fuckingという修飾語を日本語でいう「クソ○○」のような強調の意味で使うことは口語ではしばしばあります。もちろん、フォーマルな場では絶対にアウトですが。

たとえば

It’s fucking cold!
クッソ寒い!

She is fucking hot !
あの子すっげーセクシーだね?

No fucking way!
ありえねー!
(There is no way「ありえない」の砕けた表現 no way の間に強調の意味を持つ修飾語を挟んだ形)

ネイティブにはこの加減が分かるというものですが、

ノンネイティブが自主判断で使うのは危険であると心得ておきましょう。

真似することもあまりオススメはできません。
ノンネイティブである時点で言葉の話すことへの社会的文化的な信頼度が日本語を話している時点より低いのだということを自覚するのが、口語表現やジョークを取り入れるときに重要なことではないかと筆者は個人的に考えています。

Fワード以外の禁句:Four Letter Word

英語における卑語の代表的なものは、四文字であることが多く、

(例:“fuck”、“shit”、“cunt”、“suck”など)four letter words と総称されます。

以下に例示しました。

Cワード

C wordは cunt を指す婉曲的な言い方です。
cunt は女性器を指す語。日本語でいえば「ま」で始まるアノ3文字に相当します。転じて女性を指す罵倒表現としても用いられます。日本でも放送禁止用語ですが、英語圏でも絶対に禁句で、最低の表現です。

もし女性器について話題に出すことがあれば、 vagina のような生物学的な言い方を選択しましょう。。

Nワード

N wordは黒人に対する表現です。Nigger、nigga、Negro など。

人種差別に通じる表現、特に黒人差別につながる表現は、日本人の感覚を遙かに超えて忌避されています。

2017年年末に放送された、「笑ってはいけない」シリーズにおけるブラックフェイス問題が様々な意見を集めましたが、英語を話すときには当然配慮すべき表現の領域です。

人種・性別に関する表現への欧米的配慮

人種差別や性別など持って生まれた性質に対して、攻撃的・差別的な意味を含みうるFワードのような表現は、

英語を話すうえで、特に英米文化圏において最新の注意を払って話されるということは覚えておいた方がいいでしょう。

例えば、先住民族に対する外名、「見つけた」側ということにされていた欧米人が付けた名前ではなく、当事者がもともと持っていた名前や、性質に対する敬意を込めた呼び名だということです。

アフリカ系のアメリカ人に対するAfrican American 、インディアン(indian)に代わって Native American など。エスキモー(Eskimo) は Inuit 、ジプシー(Gypsy)はロマ(Roma)という例が最近は特徴的です。

先住民に対する偏見が盛り込まれた表現だという意見を受けて、廃止されることになったメジャーリーグ「インディアンス」のロゴ

女性に対する敬称も、未婚既婚で使い分けずに、「Ms.」に統一したり、ジェンダーの平等に配慮した表現がたくさん登場しています。日本でも、「看護師」とか「保育士」といった呼称が一般的になってきてますよね。

Sportsmanという言葉はathlete 、steward および stewardess は flight attendant という呼称が推奨されます。

Politically Collect な表現への配慮は、一方で表現の自由を制限するといった議論が力も依然力をもつ現在ではありますが、

英語圏の文化を学ぶ上で、このような配慮は避けては通れない歴史と繋がっていることは、忘れてはいけません。

 

 

一見めんどくさい問題が増えるような感じもしますが、

むしろ、こうした表現について、どのような配慮が必要なのか、

そのような配慮は日本における「気遣い」「礼儀」とどういった点が違うのか、

といった思考を英語で組み立ててみることが、英語を使いこなすにあたっていいレッスンになるのではないでしょうか。

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