急速に進化する英語:ネットで使えるスラングの世界へようこそ!

ネットで使える英語スラング

英語でのコミュニケーションの練習に、インターネット上のサービスは大変有力なツールとなっています。地理的な距離があっても、時差があっても、コミュニケーションが楽しめる。

一方で、よりネット上での対話は、現実に対面するのとも、書面とも違った独特の距離間においてなされます。ネット上の、オープンなようで閉鎖的な不思議な空間でのコミュニケーションでは、言語も独自の進化が、しかも現実のそれより早いスピードで進んでいます。

今日はチャットや掲示板、SNSのコメント欄で出会うかもしれない、英語のネットスラングを紹介します。

スラングは略語から…

日本語のスラングと同様、英語のネットスラングも略語(abbreviations)から始まります。こんな感じ。

  • lol — laughing out loud 爆笑
  • brb — be right back すぐ戻る
  • btw — by the way ところで
  • lmk — let me know 教えてね
  • g2g — got to go もう行かなくちゃ、じゃあね

Slangs On Reddit !英語版2ちゃん用語

Reddit とは、日本でいう「2ちゃんねる」(すでに5ちゃんねるになってしまいましたが)のような、大手掲示板兼コミュニティサービスで、初期のネット文化に大きな影響を与えたプラットフォームです。

Reddit発で、現在もよく使用されるネットスラングには以下のようなものがあります。

AMA (Ask Me Anything)

掲示板やコミュニティで何かに詳しかったり、特定の面白そうなバックグラウンドを持つ人が、ネット民から質問を受け付け「なんでも答えますよ~」というときに使われる言葉。~だけど質問ある?というアレですね。

Even President Obama has done an AMA!
オバマ大統領さえ「AMA」をやったことあるんだよ!

ELI5(Explain Like I’m 5)

Redditの中に、Explain like I’m 5 という質問に特化したセクションがあります。ヤフー知恵袋みたいな感じ(コメント欄の雰囲気や治安がああいう感じであると言いたいわけではありません)ですね。

このセクション名から生まれた略語で、文字通り「5歳でもわかるように答えてください」ということです。

IIRC(If I Recall Correctly)

「もし私の記憶が正しければ…」の意味で、「確かこうだった」という話をするときに使います。

IIRC, he didn’t like sushi.
確かあいつは寿司は好きじゃなかったよ。

TIL(Today I Learned)

「今日オレが学んだこと」「今日私が知ったこと」「~を今日初めて知った」などの意味で使用されれ、TIL の後には、主題である「今日初めて知ったこと」を続けます。

TIL:”TIL” stands for “Today I learned”
今日知ったこと: 「TIL」 は「Today I Learned」の略だってこと。

掲示板で使える英語のネットスラング

Bump

日本の掲示板でいうと「age」に相当するこの言葉。掲示板は、新しいコメントがないと、下の方に沈んでいきますよね。そのスレッドが人の目につくように新しいコメントをするために“Bump”(持ち上げる)ときは、Bumpとだけ書き込んでも構いません。

“I still don’t know what kind of bug I found in my sink. Bump!”

「まだウチの流しで見つかった虫の種類が分かんないんだけど。上げ!」

 Troll

荒らし。掲示板の人に反対意見をやたらぶつけたり、怒らせたりすることによろこびを感じる人のことです。

to trollで荒らしをすることを意味する動詞としても使えます。

“Don’t feed the trolls.”

「荒らしはスルーで(荒らしには構うな)」

 

“Ignore him, he’s just trolling you.”

「その人は無視した方がいいよ、ただ荒らしてるだけだから。」

Lurker

元々Lurkは「潜む」「待ち伏せする」などを意味する単語で、転じて投稿やコメントを残さず見ているだけの人、日本語でいう「ROM専」を意味します。

“I really want my lurkers to comment, so I’m going to have a giveaway on the blog!”

「うちを見てるROM専の人に本当にコメントしてほしいんだ、だからブログで景品を用意しようと思う」

Meme

普通の英単語としては、memeは「遺伝子には組み込まれていないけれど、まるでそのように、ある人の心から他の人心に(主に真似されることを通じて)伝わっていく行動・情報」のことを意味しています。

ネット上のスラングとしては、特にネット上でコピーされたりパロディされながらどんどん伝わっていく文章や画像・動画のことを言います。日本でも「インターネットミーム」という言葉を使う場合があります。「素材」というネットスラングがちょうど当てはまるでしょうか?インターネットでネタ元になってしまう画像や映像、文章のことですね。

“When the singer Drake released his ridiculous music video for “Hotline Bling,” it immediately became a meme. People copied and parodied (made fun of) the video with their own silly videos and vines”

「ドレークが「Hotline Bling」のバカみたいなMVを出したとき、あれはすぐに「素材」にされたね。
みんなあの動画をコピーしたりパロディして、自分のバカみたいな動画とかVineを上げてたよ。」

Facepalm

文字通り、顔に手のひらをあてるジェスチャー。これは「あちゃー」「あいたたた」みたいな擬態語がぴったりな雰囲気の、当たり前すぎる・あんまり賢くないことを言われたときにするしぐさです。

これを表す絵文字とかもあるみたいですが**で挟んで絵文字の代わりに使うこともできるみたいです。(笑)とか(苦笑)のような使い方に似ていると言えるかもしれません。

A: I just realized the Apple logo looks like an apple!

B: …*Facepalm*

A:ねえ、気づいたんだけど、アップルのロゴって林檎に似てない??

B:…(苦笑)

Epic fail

Epicはもともと叙事詩(ギリシャ文学の古典オデッセイのような)を意味し、伝説的英雄の冒険を描いたような長編作品(詩・小説など)を指します。今日では、長大な、大規模な、壮大な・重要なという意味で形容詞として使われます。

元々の由来からして大げさな形容詞なので、皮肉・ユーモアをこめて「立派だね」という使われ方をします。

このEpic failは、そうしたニュアンスを持つスラングで、簡単に避けられそうなバカみたいなミスや、目も当てられないヤバい失敗をしたときに使われます。

“He tried to make some funny jokes but he was a epic fail.”
「彼はいくつかおもしろいジョークを言おうとしたが、完全にやらかしていた。」

“I watched the latest episode of Terrace House on Netflix last night and it was an epic fail…”
「昨夜ネットフリックスでテラスハウスの最新エピソードみたけど、最悪だった。」

まとめ

いかがでしょうか??

今回は、比較的昔から存在する、かつ現実の会話でも使えそうなネットスラングをご紹介しました。

なお、「My waifu」(俺の嫁)「Senpai」(先輩、振り向いてくれない人を指すことも)のような日本語由来のネットスラングもあります。マンガ・アニメの影響と、それ経由で日本語を学ぶ人がいるという状況を感じられますね。

スラングについて検索してみると、英語文化圏の若者の生活をリアルに知ることができそうです。

英語学習の1トピックとして、活用してみてください!

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