「うわっ!マジかよ!」
まさに「こんな言動ってアリ?」とドン引きする時、思わず発してしまいますよね。さて、このドン引きに相当する言葉は、英語の世界ではどうやって表現するでしょうか。
ドン引きした時に使える英語
ひとくちにドン引きとは言えども、細かいニュアンスも含めると、多様な表現が使えます。ドン引きの時の英語も、知れば知るほど奥が深いと感じることでしょう。
disappointed
まずはdisappointedです。
この単語には、「ガッカリした」「落胆した」といったニュアンスがこもっています。何かに対してショックを受けて、その感情を隠せないこと、時としてありますよね。
使い方としては、こんな感じです。
I’m so disappointed with his behavior.
彼の行動にはガッカリだよ。
一体どれだけヒドイ行動なのでしょうかね?きっとドン引きするのも、無理ないのでしょう。
weird
ドン引きした時に比較的頻繁に使われるのが、このweirdです。この単語は、ネイティブの口語表現では良く使われています。そのため、カジュアルな会話を気軽に楽しみたい時には、役に立つ表現だと言えるでしょう。
What a weird hat he puts on!
彼はなんて奇妙な帽子をかぶっているの!
「シルクハットと下駄」ではないですが、全体のコーディネートからして、どこか奇妙な印象を感じたのかもしれないですね。
ちなみにですが、このweirdは、風変わりな雰囲気を醸し出している人や物に対して使えます。変わり者に対してドン引きした時に、非常に便利ですよ!
gross
grossは、日本語で言えば「キモイ」に近いと言って良いでしょう。
見ただけで近寄りたくないような気分になる時ってありませんか?例えばですが、不気味な生き物を目にした時などです。
Why are you so gross? Leave from me immediately.
どうしてそんなにキモイの?すぐにでも私から離れてよ。
このgrossは、アメリカ人女性が頻繁に用いる傾向にあります。国や言語や文化の違いこそあれど、女性特有の心理状態を表していると言っても、決して過言ではありません。
ところで、上の例文、一体どんな点がキモかったのでしょうかね?
awkward
一般的にawkwardと言うと、「不器用な」とか「言いづらい」といった意味に解釈されます。同時に、「ドン引きした様子」も同じ単語で表すことができるのも驚きです。
では、awkwardがドン引きと結びつく例です。
The meeting space in our office was filled with an awkward atmosphere.
オフィスのミーティングスペースは、変な空気に包まれていた。
「変な空気」が「ドン引きするレベルでの空気」と捉えれば、イメージできますね。きっと参加者の誰かが、ドン引きするような発言をしたのでしょう・・・
get sick
ここで言うget sickは、「病気にかかる」というよりは、「病気になった如く、生理的に受け付けない」と解釈するのが妥当です。
人の好みは様々ですが、「どうもあの人のあの行動だけは、受け付けることができない」そういう心理が現れてきたら、まさにget sickな状態。
こういう時は、何かしらの支障がない限りは、自分の感情を隠さない方が賢明ですね。生理的な要素であれば、無理なものは無理なのですから、ドン引きしている旨を正直に伝えましょう。
ここで率直な意見を言うことを控えてしまったがためだけに、後味の悪い思いをするのだけは、絶対に避けたいですよね。