国か、己か~山本五十六のジレンマから生まれた名言4選~

戦争。

それは日本にとっても、世界にとってもいい思い出とは決して言えません。

そして今後も起こしてはいけない事実です。

しかし戦争中には、戦争に反対なのにも関わらず、当時の日本の使命を全うしようと尽力した人物も多くいます。

山本五十六(やまもと いそろく)という名前をみなさんご存知でしょうか?

彼は、連合艦隊の司令官であり、日露戦争、第一次世界大戦、そして第二次世界大戦と活躍した日本の海軍軍人です。

そんな山本五十六ですが、彼は司令長官ということもあり部下に慕われ多くの名言を残しました。

そして、1930年代には平和を訴えていたそうです。

今回はそんな彼の名言を英語で学んでいきたいと思います!

山本五十六とその名言

山本五十六は部下からも慕われ多くの名言を残しました。

戦争には反対だが臣民としての使命がある、責任を人に押し付けてはいけない、など多くの重荷を背負っていました。

海軍長官としての使命と自分自身の思い、ジレンマ

山本五十六は日露戦争中に海軍兵学校を卒業し、その後も多くの戦争で活躍しました。

それに加え、アメリカに留学していたこともあり、多くのジレンマを抱えていました。

第二次世界大戦でアメリカ合衆国と戦うことには反対だったのです。

山本五十六は、以下のような言葉を残しています。

To fight the United States is like fighting the whole world. But it has been decided. So I will fight the best I can.

アメリカ合衆国と戦うということは、世界と戦うということである。しかし、それが決まったのだから、できる限り戦うのみだ。

 

I’m against war with the United States. But I am an officer of the Imperial Navy and a subject of His Majesty the Emperor.

私はアメリカとの戦争に反対です。しかし、私は大日本帝国海軍の司令長官であり、天皇陛下を慕う臣民であります。

そんな中、彼は日本の勝率が低いことも分かっていたのです。

しかし、彼は日本人であり、軍人です。

山本五十六はアメリカを知っていました。

何を持っているのか、どんな考えなのか。

日本国民としての使命を全うしようとしていたのです。

責任は自分自身にある、軍のせいではない。

海軍長官であった山本五十六は人一倍責任に関して重く考えました。

Never tell anyone outside my staff that the Submarine Force and the First Air Fleet were responsible for the failure at Midway. The failure at Midway was mine.
ミッドウェイ戦における失態が海軍と空軍の責任であるとは、軍隊に所属する者以外に口外するな。ミッドウェイでの失態はすべて私の責任だ。

ミッドウェイ戦に負けた時、彼は責任を自分にあるとして自害しました。

キリスト教に理解のあった山本五十六

山本五十六は日本で生まれ育ち軍に徹していましたが、アメリカに留学していたといういこともあり、西洋の文化のキリスト教に対する理解も深かったようです。

A man of real purpose puts his faith in himself always. Sometimes he refuses even to put his faith in the gods. So from time to time, he falls into error.

真意のある男は常に自分自身に信念を見出す。時に、神にその信念をささげることさえも拒む。だからそいつは失敗するのだ。

当時、多くの軍人は自分自身にある信念を重要視していました。

しかしそれが裏目に出てしまうこともあるようです。

さいごに

いかがでしたか?

戦争に関して多くの議論がなされますが、それにより多くの人がかかわり命を落としたのも事実です。

しかしながら、その中でジレンマを抱え、自分の信念を持ちながらも国に貢献しようとした人物もいました。

山本五十六は1943年、海軍甲事件で戦死しました。

しかし彼の信念は現代でも引き継がれています。

あのような悲劇を二度と起こさないようにするために、国境を越えて理解しあえる世界を作っていきたいですね。

 

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