【地域別!】英語の方言や訛りの種類とその使用例とは?

英語という一つの言語の中にも、日本語と同じように「方言」があります。同じ英語でも地域によって言い回しが変わったり、地域独特のフレーズがあって、英語圏の方の中でも方言について時々話題になります。

この記事では地域別で英語の方言の種類とその使用例をご紹介します。

アメリカ英語の方言と訛り

アメリカはその国1つが北米大陸の半分以上を占めているため、西海岸、中部、東海岸との距離がとても離れています。それぞれの地域に方言があり、現地では西海岸英語、南部英語、東海岸英語などと呼ばれています。

もっと細かく分ければ州ごとに

アクセントが違ったりするのですが、今回はアメリカを3つに割り、西海岸英語、南部英語、東部英語について説明していきます。

西海岸英語

西海岸英語はアメリカ英語でいう、いわゆる「標準語」として広く認知されています。(アメリカ人は基本的に自分が訛っているとは思っていません、そのため人によって標準語の基準が違うことがありますが、一般的には西海岸英語がアメリカ英語の標準語と認識されています)

西海岸英語の特徴は、ハリウッド映画でよく耳にするような、いわゆる「アメリカらしい英語」といえます。それと少しゆっくり話すという印象があるので、日本人には一番なじみやすいアメリカ英語といえるでしょう。

▽西海岸英語のフレーズ

You guys(あなたたち、君たち、みんな)

「Hey you guys! (やっほーみんな!)」

「あなた」を指す言葉は英語にはたくさんありますが、カリフォルニア英語では主に「You guys」を使う傾向にあります。「You guys」は2人以上の人に対して使い男女が混座っていてもいなくても使います。

 

Sketchy (あやしい、変な)

「His story sounds kind of sketchy.(彼の話はなんかあやしい感じがする)」

カリフォルニア英語では「Sketchy」をよく使います。何か怪しいことがあったり、疑わしいような印象を持った時に使える言葉です。

南部英語

南部英語はアメリカ英語の中でも訛りが強いといわれており、人によっては聞き取りづらいと感じる人がいるかもしれません。

基本的に音がこもったように聞こえるのが特徴です。日本語に例えると若干下町の粋な感じがする英語かもしれません。

 

▽南部英語のフレーズ

y’all (あなたたち、君たち、みんな)

「What is going on with y’all?(みんなどうしたの?)」

南部では「あなたたち」を「you guys」ではなく「y’all」といいます。この「y’all」は「ヤォール」と発音します。代表的な南部英語の一つですが、最近では全米で使われ始めてきている印象です。

 

Sweating like a whore in church(めちゃくちゃ緊張してる/めちゃくちゃ汗かいてる)

「This weather is killing me, I can’t step outside with sweating like a whore in church.(この天気熱過ぎててめちゃくちゃ汗かくから外に出れないよ)」

これは南部特有の面白い言い回しです。「Swaet」は汗、「whore」は売春婦、「church」は教会という意味です。

直訳すれば「教会に来た売春婦みたいに汗かいてる(緊張してる)」になります。教会は神聖な場所なため、あまり人には言いたくないことをしている人が緊張で汗をかいているという事から「めちゃくちゃ緊張している/めちゃくちゃ汗をかいている」となります。

 

All hat and no cattle(見た目だけで中身がない/口だけで何もしない)

「He’s just all hat and no cattle(彼は口だけで何もしないよ)」

「hat(帽子)」や「cattle(牛)」などの言葉を使った南部らしい言い回しです。「カウボーイの帽子は持ってるけど、牛を持っていない」、見た目だけで中身がないという言い方になります。

 

東海岸英語

東海岸英語は主にニューヨークやニュージャージー州周辺で話されている方言です。

印象としては、他のアメリカ英語の方言よりもはっきりと話す印象があります。しかし「Dog」の発音が「ドッグ」ではなく、「ドウォッグ」となったり、「Walk」の発音が「ウァーク」ではなく「ゥウァーク」のような感じになります。はじめの「ウ」の音が伸びているのが印象的です。

 

▽東海岸英語のフレーズ

Forget about it(気にしないで)

「Tha’s fine. Forget about it.(大丈夫だから気にしないで)」

東海岸英語では、「Don’t worry」の意味で「Forget about it」をよく使います。ちなみにニューヨークでは「Forget about it」を「fuhgeddaboutit」と書いたりします。

 

The City(マンハッタン島)

東海岸でもニューヨークの方では、「The City」というと「マンハッタン島」のことを表すことがあります。普通に「市」という意味で使われることもありますが、ニューヨーク独自の言い回しといえるでしょう。

 

イギリス英語の方言と訛り

先ほどはアメリカ英語の方言について解説してきましたが、次はイギリス英語についてみていきましょう。イギリス英語も細かく分ければ様々な方言に分類することができるのですが、今回はイギリス英語の代表といえるロンドン訛りについて解説します。

日本で英語を習う際は、イギリス英語を使って勉強しているため、日本人は聞き取りやすいという方が多いと思います。アメリカ英語よりもはっきりと発音するので、言葉の区切りが分かりやすいという印象です。

代表的なものだと「can(~できる)」を「キャン」ではなく「カン」と発音したり、「water」を「ウァラー」ではなく「ゥオーター」と発音します。日本人にとっては発音しやすいのも印象的です。

イギリス英語(ロンドン)のフレーズ

Can’t hack it (手に負えない)

ロンドンでは何か手に負えないことがあると「Can’t hack it」と表現することがあります。これは「Can’t handle it」とほぼ同じ意味として使われます。発音は「カントゥハッケット」のような感じになります。

 

Alright (こんちには)

ロンドンでは「Hi」と全く同じ意味で「Alright」を使うことがあります。ほかの国で「Alright」を使うと「大丈夫」と言ったりたずねたりする場合に使うので、そのあとに会話が続きます。

しかしロンドンではただの「Hi」として使われるため、特に何か訪ねているというわけではありません。

 

Cheers(ありがとう/どうも)

ロンドンでは「Cheers」が「ありがとう/どうも」の意味で使われることがあります。「Thank you」とほとんど同じ意味です。バスの運転手や窓口で対応してくれた人などにも「Cheers」を使って感謝したりします。

 

オーストラリア英語の方言と訛り

オーストラリアで話される英語にも方言があります。基本的にはイギリス英語に近い発音ですが、オーストラリアでしか話されないフレーズや言い回しもあります。

オーストラリア英語の特徴は明るくフレンドリーな響きを持った英語という事です。英語圏の人たちでもオーストラリア英語が好きという方は比較的多いように感じます。

代表的な方言は「A」を「アイ」と発音したり、「Day」を「ダイ」と発音するといった、「A」の発音が少し変わっているのが印象的です。

 

▽オーストラリア英語のフレーズ

No worries (気にしないで)

オーストラリアでは「Don’t worry」と同じ意味で「No worries」がよく使われます。他にも「どういたしまして」を表す「You’re welcome」の意味でも「No worries」が使われることもあります。

 

G’day, mate(こんにちは)

オーストラリアでは「Hello」と同じ意味で「G’day, mate」というフレーズが使われることがあります。「G’day, mate」は「グッダイメイ」と発音します。

この表現はオーストラリア特有の表現で、初めて聞いた方なら英語圏の方でもわからず聞き返してします程です。もしこの表現を使っていたらオーストラリア英語を話しているとすぐわかるでしょう。

国や地域によって英語にも方言がいっぱい!

英語も日本語と同じように、国や地域によって方言があります。今回この記事に載せた方言はほんの一部で他にも様々な英語の方言があります。

初めて聞いたら同じ言語でも全く分からない言葉があったりしてとても面白いので、英語を勉強する際には、方言のことも意識して勉強してみてください!

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